2008年11月30日日曜日

とにもかくにも未来船。

2002/08/01 (木)

御茶ノ水から水道橋、そして新宿でチケットを探し回り、
矢口のANNに間に合うように吉祥寺駅に降り立つ。
空は暗雲立ち込め、稲光が夜空を白く照らす。
チケットは見つからなかった。
脱退前日のものでもペアで\35000を記録。しかもスタンドでだ。
しかし、家に帰る足取りが重い訳ではない。
状況はこの曇天の空なのだろう。
7.31、我々にもたらされた未来は。
しかししかし。

僕がファン、もといヲタになった時から現在に至るまで、
モー娘。を取り巻く環境は比較的安定期と言えるものであった。
5期の加入があったとはいえ、
それほど大きなムーブメントとは成り得ていなかったのが
本当の所であったと思う。
そして一年。
自分がそれなりの(本当にそれなりだけど)スキルを
身に付けて迎えたのが今回の事態だった。

事の次第を知ったのは7.31の夜八時過ぎ。
日刊の速報に出ていたのを見、
また2ちゃんのスレも爆発的に伸びていくのに至って自信が確信に変わった。
3時くらいに寝たのにもかかわらず7時には起きて
芸能ニュースをたらいまわしに観ていた。
紺野がタンポポ入りと知ったのはこの時。
最初に紺野とコネの顔が並んで出たときの落胆と来たらなかった。
僕は基本的に紺愛推しなので、紺野が新垣と、
っていうのは到底受け入れ難いことなのだ。
この時点の気分は最悪。
よって練習までのわずかな時間、フテ寝を決め込んだ。

それから十数時間を経て。
これこそが真のモー娘。の姿なのでは?と思う。
我々の先に示されたのはただただ混沌。
どうなってしまうんだ、という不安。
それを裏返して、とんでもないものがもしかしたら出てくるかもしれない、
という淡い気持。
そういう裏返し方が出来るのは私が重傷だから?
世間的にはかなりきつそうなのは間違いないところ。
それだけに、よほど佳い曲を歌わないと勝負にならないだろう。
佳い曲がガンガン出てきそうな予感がするのは俺だけか?
2ちゃんに、「保田センターの超名曲誕生の予感」てカキコがあったが、
禿同である。その期待感は非常によく分かる。
今回は卒業メンバーが自分の推しではない、という理由こそあるかもしれない。
(後藤はNo.3ではあったが。)
それでもとにかく、自分がヲタ化してから初めての
激しいムーブメントであるわけで、
そのモーニング娘。を思い切り楽しもうと、
楽しみだと、かように思う訳である。

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